2022/1/05 ブログ
今年は美食を極める。
しかし美食に走って体を壊しては元も子もない。
だから外食は控えめにしようと思う。
こう語っている人がいるとすると、それは外食を控えて自分で料理の腕を磨くということか、と問い返すと思う。
そうでもして確かめない限り、その人がどうしたいのかわからないから。
あるいは「美食を極める」はただの前フリで、外食をケチることを公言するために、食がらみの話題を切り出しただけなのかも知れない、と考えるだろう。それにしても話の下手な人だと思いながら。
世代間の財産移転を促進したい。
しかし世帯間の貧富の格差を助長することは良くない。
だから、世代間贈与にはガンガン課税する。
こう言われるとどうだろう。
最初の「世代間の財産移転を促進したい」は、どこに行ったのだろうと、誰もが落ち着かなくなるはずだ。
ただの前フリだとすると、それほど平等を重んじる社会だったのかと感動もするが、瞬時にそんなバカな話があるものか、と思うはずだ。
これが、矛盾したことをわざと大袈裟に言って疑心暗鬼を招き、結果的に財産の世代間移転を実現させるための深謀遠慮だとすると、狡吏の悪知恵も大したものだと思う。
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